文書番号: APN007

発効日: 2016年3月8日

アンプレオンは本日、RFパワートランジスタの新製品「BLF888E」の製品リリースを発表しました。 BLF888Eはテレビ放送送信機用にUHFの広周波数帯域を非対称ドハティ方

式で、第6世代LDMOSにセラミック中空構造パッケージSOT539で構成します。 BLF888Eは効率50%以上で、前世代商品と比して約10%の効率特性改善を実現します。 効率改善効果により、送信機の消費電力削減に寄与します。 DVB-Tにおける平均出力パワーは150Wで、前世代品から約25%の大幅な増加となりテレビ放送送信機用途のトランジスタとして最高クラスの出力パワーを得ることができます。

また、BLF888Eは従来品にみられた40-50MHzの狭周波数帯域ではなく、120MHzと広い周波数帯域をカバーすることが可能です。

お客様の非対称広周波数帯域ドハティ方式アンプの製品設計の効率化を図るため、BLF888Eの評価用ボードを3種類ご用意いたしました。 評価用ボードの対応周波数は

470 – 590 MHz, 580 – 690 MHz, 650 – 790 MHzです。 アンプは1:1.5 メイン/ピークパワー比、50Vdcで動作します。
アンプレオンのタイス・トゥレマンス(Thijs Tullemans – Senior Director Marketing BU Multi-Market, Ampleon )は、次のコメントを発表しました。 「新製品BLF888Eのリリースは、50%以上の効率を実現する扉を開いたことで、私どもは放送送信機用途のRFパワーアンプについて改めてリーダーシップを示すことができました。 BLF888E製品とともに私どものアプリケーションのスペシャリストがUHF帯(470-80MHz)全てをカバーする3種類の評価用ボードを作成しました。 ご活用いただくことで、お客様のTV送信機用パワーアンプ設計に関わる市場投入時間を削減することができます。」

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「アンプレオン」について:

アンプレオンは2015年に独立し始業しましたが、その前身であるフィリップス、NXPセミコンダクターズでのRFパワートランジスタ事業は50余年に及び、高周波を用いたデータとエネルギー伝送のあらゆる可能性にチャレンジします。 アンプレオンはワールドワイドに1250人の従業員でお客様に最適な提供価値をお届けいたします。 先進的で事業の一貫性のある事業ポートフォリオで通信基地局、放送用送信機、レーダー、航空管制、調理機器、照明機器、産業用レーザー、医療機器など幅広いアプリケーションに製品とソリューションを提供します。貴社のRFパワートランジスタのパートナー アンプレオンの情報は弊社ウェブサイトをご覧ください。www.ampleon.com