文書番号: APN008
発効日: 2016年3月21日
アンプレオンと中国で最大級の家電生産企業Mideaはソリッド・ステート・クッキング技術をコンパクトなオーブンレンジに使用する長年にわたるコラボレーションの結果を発表しました。 この導入への取組みにより、Mideaは世界で初めてソリッド・ステート・クッキング技術を採用したオーブンレンジの市場導入となります。 コンパクトな庫内容量にマイクロ波を照射するアンテナ1本で構成する技術的な困難を克服し、Mideaは200Wのテーブルトップで均一な調理が使用できるオーブンを開発しました。 このオーブンは一般の家庭用電源、または24Vdcバッテリーでポータブルに使用が可能です。 Mideaとアンプレオンはパワーアンプ部分を共同開発、Mideaは製品設計に集中しました。
Pinglu Chen (アンプレオンのアジア地域セールス, 中国カントリーマネージャ)は、次のようにコメントしました。「ソリッド・ステート技術を調理器に採用する主要な利点は、従来のマグネトロンでは概して不可能であった出力パワー, 周波数, 位相を自在にコントロールすることでより均一な調理が実現できることです。 この技術コンセプトはアナログテレビからデジタルテレビへの移行に匹敵するほど高い重要性があります。 Midea
と私たちのコラボレーションは、様々なグローバルなブランドのリーダーとパートナーシップのもとに、新しい技術の導入だけでなく白物家電のバリューチェインを構築する尽力を典型的に示す事例です。 私たちは共同取組の結果、商用で世界初のコンパクトオーブンの開発に至ったことを大変嬉しく思います。」
スペースに制約のあるキッチンやポータブルなフード・オン・ザ・ゴーのアプリケーションに設計されたオーブンは両社の最初のコラボレーションの成果となります。
Mr. Alan Luan (Director of Midea Kitchen Appliances Division Innovation Center)は、次のコメントをしております。「マイクロ波のヒーティングと調理の業界は将来半導体を使用したマイクロ波のテクノロジーに影響されるでしょう。 マイクロ波を用いた加熱製品の業界リーダーとしてMideaは革新的な技術で人々の生活をよりよいものにするように、感心と投資を継続いたします。」
写真:
Standing next to the Midea oven, Mr Alan Luan, Director of Midea Kitchen Appliances Division Innovation Center (on left) and Mr Pinglu Chen, Head of Sales Asia and Country Manager Greater China, Ampleon (on right)
新製品ニュースに関わるご質問、ご要求などございましたら、下記までご連絡をお願い致します。
アンプレオン ジャパン
西谷 直人 日本地域代表 / セールス・ディレクター
✉ 〒532-0003 大阪市淀川区宮原1-1-1 新大阪阪急ビル3階
☎ 06-7668-8434
「アンプレオン」について:
アンプレオンは2015年に独立し始業しましたが、その前身であるフィリップス、NXPセミコンダクターズでのRFパワートランジスタ事業は50余年に及び、高周波を用いたデータとエネルギー伝送のあらゆる可能性にチャレンジします。 アンプレオンはワールドワイドに1250人の従業員でお客様に最適な提供価値をお届けいたします。 先進的で事業の一貫性のある事業ポートフォリオで通信基地局、放送用送信機、レーダー、航空管制、調理機器、照明機器、産業用レーザー、医療機器など幅広いアプリケーションに製品とソリューションを提供します。貴社のRFパワートランジスタのパートナー アンプレオンの情報は弊社ウェブサイトをご覧ください。